北海道にはどんな科学館があるの?
北海道ならではの流氷をテーマにした科学館や、人口降雪装置のある科学館などもあるよ。
今回は北海道にある科学館13施設を紹介します。
積雪寒冷地の特徴を活かした科学館も多く、北国ならではの魅力が満載です。
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札幌市青少年科学館(札幌市)
「札幌市青少年科学館」は、昭和56年に「宇宙や科学を体験しながら学べる科学」をテーマにした科学館として開館しました。
そして2024年4月にリニューアルオープンされ、科学についてより深く学ぶことができるようになりました。
世界初となる人工降雪装置や低温展示室などの北海道ならではの展示が特徴で、プラネタリウムやサイエンスショーなど、子どもだけではなく大人も一緒に様々な体験をしながら学べる施設となっています。
名称 | 札幌市青少年科学館 |
所在地 | 札幌市厚別区厚別中央1条5丁目2-20 |
連絡先 | 011-892-5001 |
料金 | 展示室(当日券・WEBチケット) 大人:700円、小人(中学生以下):無料 プラネタリウム(当日券・WEBチケット)大人:500円、小人(中学生以下):無料 |
営業時間 | 5月〜9月:午前9時から午後5時10月〜4月:午前9時30分から午後4時30分 |
定休日 | 毎週月曜日(祝日の場合は開館)毎月最終火曜日祝日の翌日特別展最終日の翌日12月27日〜翌年1月4日まで |
公式サイト | https://www.ssc.slp.or.jp/ |
洞爺湖ビジターセンター・火山科学館(虻田郡)
「洞爺湖ビジターセンター・火山科学館」は、日本最北の不凍湖である「洞爺湖」周辺や有珠山周辺地域の自然について、またその自然との付き合い方を紹介している施設です。
館内には、洞爺湖の特徴や洞爺湖周辺に生息する動植物をまとめた「湖のしくみ」コーナーや、洞爺湖周辺のフィールドリサーチを楽しむ際の注意事項などが書かれた「フィールド情報」コーナーなどがあります。
また、長期休みには様々なイベントも開催されており、地元の方だけではなく旅行で訪れた方たちも楽しめる場所となっています。
名称 | 洞爺湖ビジターセンター・火山科学館 |
所在地 | 洞爺湖町洞爺湖温泉142番地5 |
連絡先 | 0142-75-2555 |
料金 | 大人600円、小人300円 |
営業時間 | 9:00~17:00 |
定休日 | 12月31日~1月3日 |
公式サイト | http://toyako-vc.jp/volcano/ |
余市宇宙記念館(余市)
「余市宇宙記念館」がある余市町は、日本人科学者として初めて宇宙へ行った毛利衛さんの出身地です。
その偉業を讃えるため1998年に開館した「余市宇宙記念館」は、宇宙をテーマにした学習記念館で、館内にはデジタルプラネタリウムや3Dシアターなどがあります。
また、宇宙実験棟「きぼう」をイメージした空間の中で、宇宙に行った時に使用するトイレやベッド、宇宙食などを見ることができるそうですよ。
「宇宙」を身近に感じることのできる良い機会になりそうですね。
名称 | 余市宇宙記念館 |
所在地 | 北海道余市郡余市町黒川町6-4 |
連絡先 | 0135-21-2200 |
料金 | 大人500円、小人(小中学生)300円(幼児無料) |
営業時間 | 令和6年4月20日(土)~11月30日(土)9:00~17:00 |
定休日 | 月曜日 (月曜日が祝日の場合はその翌日) |
公式サイト | https://www.spacedome.jp/ |
旭川市科学館サイパル(旭川市)
旭川市科学館の愛称である「サイパル」は、SCIENCE(科学)とPAL(仲間、友達)を組み合わた言葉だそうです。
そんな素敵な愛称を持つ「旭川市科学館」は、2005年に現在の場所に移転し、現在までに500万人以上の方々が来館する人気の科学館です。
館内は、大きく分けて「北国コーナー」「宇宙コーナー」「地球コーナー」の3つに別れており、実際に触れたり体験したりしながら、たくさんのことを学ぶことができます。
子どもはもちろん、大人も夢中になれる空間が広がっており、とても満足度の高い施設だと思います。
名称 | 旭川市科学館サイパル |
所在地 | 旭川市宮前1条3丁目3番32号 |
連絡先 | 0166-31-3186 |
料金 | 大人:410円、高校生:280円中学生以下:無料 |
営業時間 | 9:30~17:00 |
定休日 | 毎週月曜日年末年始(12月30日・31日、翌年1月1日、1月3日・1月4日)毎月末の平日 |
公式サイト | https://www.city.asahikawa.hokkaido.jp/science/ |
札幌市豊平川さけ科学館(札幌市)
「札幌市豊平川さけ科学館」は水質の悪化によって一度は途絶えたサケの豊平川への回帰を復活させようという市民の声に応え、道立真駒内公園内に1984年10月に開館しました。
館内は「本館」「さかな館」「屋外かんさつ池」に別れており、合わせて約50種類の生き物と出会うことができます。
また、時期によってはサケの仲間への餌やり体験や採卵実習などに参加することもできるそうですよ。
入館料も無料なので、お近くにお越しの際はぜひ覗いてみてください。
名称 | 札幌市豊平川さけ科学館 |
所在地 | 札幌市南区真駒内公園2-1 |
連絡先 | 011-582-7555 |
料金 | 無料 |
営業時間 | 9:15~16:45 |
定休日 | 毎週月曜日(祝休日の場合は次の平日)年末年始(12月29日から1月3日 |
公式サイト | https://salmon-museum.jp/ |
札幌市下水道科学館(札幌市)
札幌市北区にある「札幌市下水道科学館」は、普段はなかなか見ることのない下水道の秘密やそこに携わるお仕事について、実際に体験しながら学ぶことのできる施設です。
科学館独自のキャラクター、「クリンちゃん」と一緒にクイズやアニメを通してたくさんのことを学ぶことが出来ますよ。
また、長期休みには様々なイベントが開催されており、特に家族連れに人気のスポットとなっています。
名称 | 札幌市下水道科学館 |
所在地 | 札幌市北区麻生町8丁目 |
連絡先 | 011-717-0046 |
料金 | 無料 |
営業時間 | 9:30~17:00 |
定休日 | 6月〜8月は休館日がありません。月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日が休館日となります)年末年始 |
公式サイト | https://sapporo-src.com/kagakukan/ |
帯広市青少年科学館(帯広市)
帯広市児童会館内にある「帯広市青少年科学館」は、実際に見て触れて考える中で科学の法則と原理を学ぶことのできる施設となっています。
帯広で見られる昆虫や植物などの標本を見ることのできるコーナーや、ジャンボシャボン玉を制作するコーナー、化石発掘体験ができるコーナーなどがあります。
またプログラミングカードを自分で組み合わせて机上の車を自由に動かせるコーナーもあり、今注目されているプログラミングを楽しみながら体験することができます。
名称 | 帯広市青少年科学館 |
所在地 | 帯広市緑ヶ丘2番地 |
連絡先 | 0155-24-2434 |
料金 | 大人:180円、高校生:90円中学生以下無料 |
営業時間 | 9時00分~17時00分 |
定休日 | 記載なし |
公式サイト | https://www.city.obihiro.hokkaido.jp/kyoiku/kyoiku/jidoukaikan/1004830.html |
DENZAI環境科学館(室蘭市)
北海道室蘭市にある「DENZAI環境科学館」は、「遊んで学ぼう」をテーマにした体験型の科学館です。
館内は大きく分けて7つのゾーンに分かれており、「科学体験コーナー」では、普段から目にすることの多いシャボン玉や磁石、鏡など身近なものたちを使って科学の原理を体験できるようになっています。
また、地域とのつながりも大切にしており、室蘭市内にある会社の製品や、市内の小中学生の作品などが展示されている「ものづくりショーケース・コレクションウォール」もあるそうです。
同じ建物の1階には「室蘭市図書館」も併設されているそうなので、小さなお子様連れの方でも楽しい時間を過ごせそうですよね。
名称 | DENZAI環境科学館 |
所在地 | 室蘭市本町2丁⽬2-1 |
連絡先 | 0143-22-1058 |
料金 | 大人:600円、65歳以上:400円、高校生:300円、中学生以下:150円 |
営業時間 | 3⽉〜10⽉ 10:00〜17:0011⽉〜2⽉ 10:00〜16:00 |
定休日 | ⽉曜⽇、祝⽇の翌⽇、12⽉29⽇〜1⽉3⽇ |
公式サイト | https://www.kujiran.net/emiran/kagakukan/ |
稚内市青少年科学館(稚内市)
北海道稚内市にある「わっかりうむ 稚内市青少年科学館」は、1974年に開館しました。
現在道内で稼働している中で最も歴史のあるプラネタリウムや天文台、実験室などが人気の科学館で、遊びを通して科学の楽しさを体験できる施設となっています。
また、隣接している「ノシャップ寒流水族館」との共通年間パスポートも発行されており、科学館だけではなく、水族館も一緒に楽しむことができるようになっているとのこと。
大満足の1日を過ごせること、間違いなしですね。
名称 | わっかりうむ 稚内市青少年科学館 |
所在地 | 北海道稚内市ノシャップ2丁目2-16 |
連絡先 | 0162-22-5100 |
料金 | 大人:500円、小中学生:100円 |
営業時間 | 夏期間:午前9時から午後5時 冬期間:午前10時から午後4時 |
定休日 | 4月1日~4月28日(夏期オープンに向けての整備休館)12月1日~翌年1月31日(整備休館) |
公式サイト | https://www.city.wakkanai.hokkaido.jp/kagakukan/ |
滝川市こども科学館(滝川市)
北海道滝川市にある「滝川市こども科学館」は1991年に開館しました。
館内は3つの部屋に分かれており、実際に見て触れる中で子ども自身が積極的に学ぶ意欲を持てるような展示方法となっています。
中でも、日本の科学館で唯一展示されている直径3メートルほどの「動く地球儀〜プレートテクトニクス」は圧巻で、地球儀上で地球内の大陸が出来ていく様子を観察することが出来ます。
館内スタッフが手作りで作り上げた「幼児コーナー」も人気で、小さなお子様でも楽しみながら科学に触れ合うことが出来るそうです。
名称 | 滝川市こども科学館 |
所在地 | 北海道滝川市新町2丁目6番1号 |
連絡先 | 0125-22-6690 |
料金 | 大人:320円、高校生:210円小中学生:100円 |
営業時間 | 10時00分~17時00分 |
定休日 | 月曜日・国民の祝日の翌日・冬期休館(12月1日~2月末日)※冬期休館中、第2・第4週の土・日曜日は開館します。 |
公式サイト | https://www.city.takikawa.lg.jp/site/museum/2835.html |
北海道立オホーツク流氷科学センター(紋別市)
北海道紋別市にある「北海道立オホーツク流氷科学センター」は、オホーツク海のそばにある流氷をテーマにした科学館です。
こちらは一年中流氷と触れ合うことができる世界で初めての施設で、様々な角度から流氷について学ぶことができるようになっています。
常に室内温度がマイナス20℃に保たれている「厳寒体験室」では、いつでも本物の流氷をみて触ることが出来ます。
また、「流氷の天使」と言われるクリオネの生態や捕食シーンなどを解説付きで学ぶことができるクリオネの展示コーナーもあります。
名称 | 北海道立オホーツク流氷科学センター |
所在地 | 北海道紋別市元紋別11−6 |
連絡先 | (0158)23-5400 |
料金 | 大人:450円、高校生・大学生:150円 |
営業時間 | 9:00~17:00 |
定休日 | 毎週月曜日(祝日除く)年末年始(12/29〜1/3) |
公式サイト | https://giza-ryuhyo.com/ |
岩見沢郷土科学館(岩見沢市)
北海道岩見沢市にある「岩見沢郷土科学館」は、昔の暮らしや岩見沢市の歴史を学ぶことができる科学館です。
館内は3階建てとなっており、3階にあるプラネタリウムでは「四季折々の星と星座やギリシャ神話のアニメーション」が上映されています。
また、2階には岩見沢市の市指定文化財や吉野ケ里遺跡(佐賀県)から出土した資料などが展示されています。
また、1階のホールにはけん玉や輪投げなどの昔遊びを体験できるコーナーなどもあり、様々な楽しみ方のある施設となっています。
名称 | 岩見沢郷土科学館 |
所在地 | 岩見沢市志文町809番地1 |
連絡先 | 0126-23-7170 |
料金 | 大人:310円、高校生:210円小中学生:100円、幼児:無料 |
営業時間 | 9:30~17:00 |
定休日 | 毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は、開館します。)年末年始(12月29日~翌年1月3日) |
公式サイト | 岩見沢郷土科学館 |
川の科学館(滝川市)
1990年に開館した「川の科学館」は、石狩川の中腹にある北海道滝川市にあり、災害時には地域の防災拠点として活躍することが期待された施設です。
館内へは無料で入館することができ、地域の方々への川や災害についての知識向上を目的とした講習会や勉強会などが開催されています。
2階にある図書コーナーには、動植物図鑑、川の自然や歴史などの図書やビデオがたくさん用意されており、川について様々な視点から学ぶことができるようになっています。
名称 | 川の科学館 |
所在地 | 北海道滝川市西滝川1 |
連絡先 | 0125-24-0989 |
料金 | 無料 |
営業時間 | 10:00~17:00 |
定休日 | 月曜日(月曜日が休日の場合はその翌日)11月4日~翌4月28日 |
公式サイト | https://www.hkd.mlit.go.jp/sp/takikawa_kasen/kluhh40000004zgt.html |
北海道の科学館は、科学技術の普及と教育を目的とした施設です。
科学の展示や実験教室などが行われ、子供から大人まで楽しめます。
入園無料の施設や天候に左右されることなく見学できる施設もあるので、お出かけ計画も立てやすいですよね。