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「葛西臨海公園でカニ釣りができる!」
というので、早速カニ釣りに出かけました。
最高気温も高く気持ち良く晴れた日で、カニ釣りの他にも釣り人、海で遊ぶ人やバーベキューを楽しむ人、と公園はとても賑わっていました。
・葛西臨海公園でカニ釣りができる場所は?
・カニ釣りに必要な道具は?
・カニ釣り以外の楽しみ方
これらについて体験内容を紹介させていただきます。
※こちらの体験内容は2022年6月のものです。
最新の情報ではない可能性もありますので、お出かけ前には必ず最新の公式情報をご確認下さい。
特にコロナウイルスの影響で変更になっている部分があるので、ご注意ください。
カニ釣りができる場所は?
「葛西臨海公園でカニ釣りができる」とは言っても、どのあたりでできるのか分かりませんでした。とりあえずは西なぎさに向かってみようと歩いてみると、葛西渚橋の脇の岩場に人が集まっています。
皆さん岩場の間に凧糸を垂らしています。
カニ釣りですね、カニ釣りをしています!
大人も子どももじーっと岩場にしゃがみ込んで、下を見ています。
どれくらい釣れるのでしょうか。私たちは朝の10時半頃から14時頃までいましたが、人が途切れることはありませんでした。
カニ釣りに人が集まっていたのが赤丸で囲んだあたりです。
西なぎさ側よりも、「海上バス乗場」側の方が賑わっており、この時は干潮で岩場がだいぶ出ていました。
しかし、とても日差しの強い日で、カニ釣りをする岩場は橋の下以外日陰がなく、最高気温も36度あったので1日で真っ黒に。こんな暑い日には近くにポップアップテントやタープを張って、休憩をしながらやることをお勧めします。公園内はワゴンを引いて移動できるので
こういったアウトドアワゴンがあると便利ですよね。
カニ釣りの仕掛け。必要な道具は?
さて、カニ釣りの仕掛けですが、ザリガニ釣りの道具とほぼ同じです。
●タコ糸
●えさ(するめ、さきイカなど)
●虫かごやバケツ
●重り
●割り箸、木の棒など(場所によっては無くても)
●トング、シャベル、網など(挟まれることもあるが手でも獲れる)
凧糸などの「糸」、
さきイカなどの「餌」、
「重り」、
「バケツ」などの入れ物。
これら4点は必ずあった方が良いと思います。潮位や場所によっては割り箸など竿の部分が無くてもできる水溜りもありました。水位が増してきた時は割り箸があった方が良いのかもしれません。
仕掛けの作り方
参考までに今回の我が家の仕掛けです。
・割り箸
・凧糸
・重り
・木綿糸
今回は6歳の息子と一緒に作りました。ちょうど学校でザリガニ釣りをしたばかりだったので、割り箸と凧糸の結び付けを担当してくれました。準備の段階から子どもと一緒にやると、子どものやる気も楽しみも増すのでおすすめです。
やることはこれだけです。
系の長さは1mくらいにしました。一番先に輪っかを作り、そこに木綿糸で重りを結びました。長めに残した先端部分にイカを付けました。
ちなみに今回使った重りはこちら。
ダイソーに売っていた釣り具です。「2.2g」のものを2つづつ(4.4g)付けました。水の中に入れるとちゃんと沈み、カニも餌を食べていたので、重さは問題ないと思います。50円玉でも代用できます。50円玉の重さは4gなので、それくらいのものであれば◯です。
釣り方・カニ釣り以外の楽しみ方
岩場にある隙間や水溜りを覗いてみましょう。カニがサカサカと動いているのが見えると思います。餌が付いた凧糸をカニのそばに落として見守ると・・・
動画をご覧になってお分かりになるかと思いますが、カニはモグモグと餌を食べてくれます。糸もグイグイと引っ張られます。ところが、釣り上げようとすると手を離すのです・・・。
何度やっても・・。
根気強く何度もやってみましたが、水の上まで引っ張り上げることはできませんでした。カニ釣りの対応策を習得しているようです(笑)
このまま1匹も釣れず帰るわけには行きません。子どもたちに海での楽しい思い出、面白い遊びを経験してもらいたい。
そこで、
カニ採りに切り替えました。
カニ採り
干潮の岩場には、岩陰に身を潜めたカニが残っているのです。
その辺りの石をひっくり返すとあちらこちらにカニを発見。
手掴みで集めました。
記念すべき1匹目。
子どもたちも夢中で石をひっくり返し、カニを見つけたり、貝を見つけたり、不思議な虫を見つけたり、そうこうするうちにカニの村が出来上がりました。
カニ採りの注意点
岩場でカニ採りをする時は、足場と手の怪我、日差しなどの事故や怪我防止、体調管理に注意です。
水に濡れた岩場はけっこう滑ります。足を守るためにマリンシューズなどがおすすめです。
水陸両用、紐で絞れるタイプの方が便利です。
次に軍手。石には貝などが付いていて、触った時に切れてしまうことがあるからです。
先ほども言いましたが、葛西臨海公園のカニ釣り場にはほとんど日陰がないので、帽子は必須。水分補給も大切です。
すぐ横は海なので念のためにライフジャケットを着用しているとさらに安心です。
今回の釣果
こちらがカニの村
結局、全部手掴みですが(笑)30匹以上は捕まえたかと思います。ほぼ息子が獲りました。私は何度か挟まれましたが、息子は挟まれることなく素手で果敢に挑んでいました。近くでカニ撮りをしていた子どもも素手で上手に獲っていて、パパが教わることの方が多かったです。
この後全てリリースしました。
魚獲り
時間が経ち水位が上がってくると、先程までは見えなかった魚が現れ始めました。波と共に岩場に入ってきます。網ですくってみると獲れたのは
「ボラ」。だそうです。こういった網で獲れます。
ウヨウヨと泳いでいるので、魚獲りもこれまた夢中に・・。
葛西臨海公園付近の海にはボラやハゼ、スズキなどがいるようです。
海で遊ぶ
葛西臨海公園では海で遊ぶこともできます。遊泳は禁止されていますが波打ち際で遊ぶのはOKです。この日も水着になって遊んでいる人が大勢いましたよ。
まとめ
葛西臨海公園でのカニ釣り体験をお届けしました。
●カニ釣りの場所は葛西渚橋付近
●道具は割り箸、凧糸、えさ、重り、バケツなどを用意しよう!
●もしも釣れない時は手掴みのカニ獲りもハマるよ!
●潮が満ちてきたら魚獲りも楽しい♪
●熱中症や怪我などには注意して楽しもう!
私たちは釣り上げることができませんでしたが、カニ釣り場には多くの人が長く滞在していたので、上手な人はたくさん釣れるのかもしれません。
もしカニ釣りができなくても、カニを手で捕まえたり、魚を捕まえたり、楽しめることは色々とあります。次に葛西臨海公園に行くときは、ぜひカニ釣りも予定に入れてみてはいかがでしょうか。