今回訪れたのは茨城県にある「袋田の滝」です。
コロナ以降、令和3年10月から利用再開しているそうです。
袋田の滝は日本三大名瀑の一つで、茨城県久慈郡大子町袋田にある滝です。
今から約1500万年前の火山の大爆発で誕生したそうです。
長さ120メートル、幅73メートルもあり、四段に落下することから四度ノ滝(よどのたき)という別名もあります。
私たちが今回訪れた時期は春の新緑の時期ですが、春夏秋冬とそれぞれ四季折々に見応えのある姿を見せてくれ、西行法師が「この滝は、四季に一度ずつ来てみなければ、真の風趣は味わえない」と絶賛したほどです。
今回は新緑の袋田の滝の風景、車でアクセスした際の駐車場情報をお送りします。
※本記事の体験内容は2022年1月のものです。
最新の情報ではない可能性もありますので、お出かけ前には必ず公式情報をご確認下さい。
特にコロナウイルスの影響で変更になっている場合もあるので、ご注意ください。
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袋田の滝駐車場情報
袋田の滝へのアクセスは車の場合、那珂インターチェンジから1時間程です。
私たちは461号から324号を通って向かいました。324号沿いに何ヵ所か駐車場があります。
はじめに見えてくるのは袋田の滝第二駐車場です。
袋田の滝第二駐車場
袋田の滝までは1.3kmほどで、歩くと16分となっています。
少し距離がありますが無料の駐車場です。
無料の駐車場です。 けっこうな台数が停められそうです。 袋田の滝まではちょっと歩くようですが、自然を眺めながら散歩するのにちょうど良いですね。 利用は時間が決まっているので、ご注意ください。 ○5月〜10月:午前8時〜午後6時 ○11月〜4月:午前9時〜午後5時 トイレもきれいです。
googleより引用
無料。 袋田の滝まで歩きますが、紅葉シーズンなど混雑するので、結果的にここに駐車することをおすすめです。 滝まで徒歩で大人10分ちょっと。子連れだと15分はみた方がいいかと。 赤ちゃん連れはベビーカーがあれば大丈夫です。 ただ近くの駐車も300~500円と良心的なので、混雑しない時であれば近くの駐車場でもいいかと。 あと、第2駐車場(ここ)と第一駐車場の間にりんごの直売場があります。 おいしいりんごが安く買えるのでおすすめ。
googleより引用
袋田の滝第一駐車場
私たちはよく分からないままに、こちらに停めました。
「滝トンネルまで1.25km」となっている町営第一駐車場です。朝の8:00過ぎ到着でしたが、ほぼ満車でした。散策しながら歩くのに程良い場所でしたよ。
無料です。約30台。大型バス2台止められます。無料の駐車場だとここが一番袋田の滝に近いです。1300m。歩いて20分程度で滝まで着きます。トイレあり。
googleより引用
朝早くでも入れる無料駐車場🚐 登山行くのに利用しました。 トイレもあって便利ですが、滝までは少し歩きます。
googleより引用
川や竹藪、お店がなどがありました。
子ども達は花を摘んだり、蝶を追いかけたり、タケノコ探しをしたり、しっかり自然を満喫していました。
袋田の滝有料駐車場(300円)
324号を進むと更に駐車場が出てきます。こちらは300円の有料駐車場です。
トンネルまで歩いて10分ほどとのこと。
この駐車場から滝まで少し距離があるけど、風景を眺めたり、土産物を見たりと楽しみがありいいと思います。袋田の滝を見に行くときは、また利用しようと思います。
googleより引用
袋田の滝有料駐車場(500円)
トンネルに近くなるにつれ料金が上がって行き、最終値は500円でおさまっているようです。(2022年5月現在)
根本駐車場(500円)
商店街の入り口にある駐車場です。一日500円。
案内されてたどり着いた有料駐車場ですが近くて便利でした。自分のペースで見て回りたいときはもう有料に停めてしまった方が気分が楽ですね。 誘導して貰えたので帰りもスムーズでした。次もここが良いかな。
googleより引用
他には商店街にもお土産屋さんの駐車場が点在しています。料金は500円が相場のようです。
袋田の滝までは近くて良いのですが、狭い所もあり大きい車などは少し大変かもしれません。
町営の駐車場から歩いて来ると、自然を眺めたりお店で買い物をすることもできるので、ゆったり楽しみたい時はそれも良いと思います。
・袋田の滝に近い程料金は高くなる。
・商店街の駐車場はやや狭めだが、トンネルなどに近い。
・町営駐車場は少し歩くが無料。
5月の袋田の滝の様子
お店が見えてくると、袋田の滝トンネル入り口までもう少しです。
この日の茨城県の最高気温は24度。半袖の方も多く、歩くと汗ばむ気温でした。
商店街に着いた頃はまだ9時前でしたが、あちらこちらでお店が開かれていました。
ご当地名物としてよく見かけたのは、しゃもの焼き鳥、奥久慈のこんにゃく、久慈のりんご、そば、鮎、焼き団子などです。
鯉のぼりが商店街でも沢山泳いでいました。
駐車場から商店街までの風景です。
袋田の滝トンネル入り口
商店街を進んで行くと「袋田の滝入口」と看板が見えます。
お店に目移りしてしまうので、ここまではあっという間でした。
少し坂を登ったところに料金所があります。
トイレもあるので、子どもも安心。
料金所です。
5月から10月の営業時間は午前8時〜午後6時です。
観瀑施設利用料です。
大人 | 300円 |
子ども(小学生・中学生) | 150円 |
料金を払い、トンネル入り口までやって来ました。
係の方に「中は少し肌寒いよ。」と教えていただいたので、薄手の上着を着て入りました。
中はこんな感じです。
袋田の滝のトンネルの長さは276mです。入り口から165m地点に来ると「恋人の聖地」モニュメントが設置されている場所に着きます。
更に進むと渓流散策コースに続く「吊り橋」への出口がありますが、ここは帰り道として使いたいので、もっとトンネルの先の滝まで向かいます。
分かりやすい地図がありました。
袋田の滝第1観瀑台
ゴォーーー!!
と流れる水音がどんどん大きくなります。
早足でトンネルを抜けると目の前が滝で埋め尽くされました。
誰もが静かに滝を見上げています。
キラキラと光り輝く水しぶき。眩い新緑。中国の景勝地を思わせるようなそり立つ岩肌。
その場に居るだけで心が浄化されていくようです。
自然の偉大さを改めて感じます。
ここに足を運んだのは十数年ぶりでしたが、この感動をすっかり忘れていました。
第2観瀑台
第1観瀑台を満喫した後は、エレベーターで第2観瀑台へ向かいましょう。
袋田の滝の最上段を望むことができます。
第2観瀑台からは袋田の滝の全貌を見下ろすことができます。滝が自然の中に溶け込んだ姿です。
これが冬には凍ってしまうなんて、想像もつきません。
吊り橋渓流散策コース
第1観瀑台と第2観瀑台を後にして、途中抜かしてきた吊り橋に戻ります。
個人的には吊り橋の上からの景色が一番好きでした!
子ども達は映画「スノーベイビー」のようだと喜んでいました。大人だけでなく勿論子どもも感激する絶景です。こんな素晴らしい景色に出会えたことが嬉しくなりました。
吊り橋を渡り散策コースに入りました。ここからハイキングコースにも行けるそうです。
さいごに
5月の袋田の滝の様子、駐車場情報をお送りしました。
ゴールデンウィーク中でしたが、8〜9時台はそこまで混み合ってはいませんでした。
この時間帯だからか陽射しの角度もちょうど良く、輝く滝を見ることができたので、朝の時間帯はおすすめかもしれません。
滝の大きさも見応えありましたが、トンネルの中を歩いたり吊り橋も渡ったりと、料金以上の楽しい体験が親子でできることでしょう。
袋田の滝 基本情報
営業時間 | 5月から10月・・・午前8時から午後6時 11月・・・午前8時~午後5時 12月から4月・・・午前9時から午後5時 |
観瀑施設(袋田の滝トンネル) 利用料 | 大 人 300円 子ども 150円 |
定休日 | 年中無休 |
所在地 | 茨城県久慈郡大子町大字袋田 |
連絡先 | 0295-72-0285 |
最寄駅 | 袋田駅[出口]から徒歩約35分 |
公式サイト | 公式サイト |